塩原化石教育プロジェクトとは
このプロジェクトは以下のような目的があります。
- 塩原木の葉石で、より多くの人が化石採集の魅力を経験できるようにすること。
- 塩原木の葉石の実習にあたり、指導者がお互いに情報を共有し、より効果的な指導ができるようになること。
- 塩原木の葉石の実習で採集された学術的価値の高い化石を保存すること。
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化石採集の魅力を経験できるようにすること
化石採集の魅力は何と言っても、どんな化石が採れるかワクワクしながら岩石を割ることです。
そして取り出した化石の名前を調べて、それが貴重なものや珍しいものであるとより感動します。
しかし、化石の名前を同定するのはたいへん難しいことです。
そこで、わからない化石については、この掲示板に写真を貼り付けて、どんどん質問してみてください。
このプロジェクトの協力者は化石の専門家達です。
名前がわかれば返事をくれます。
今は保存状態が悪くて同定ができずに、ヒントだけしか得られないかもしれません。
しかし、いつかはわかるかもしれません。この掲示板を大いに活用して下さい。
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より効果的な指導ができるようになること
塩原木の葉石を利用した実習は、日本中の学校で今後どんどん増えてくることが予想されます。
中には、地学が苦手であり、どうやって指導したら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ただ、化石を取り出しておしまいでは、あまりにももったいないです。
このページではその効果的な指導方法について、お互いに情報を共有しましょう。
こんな教え方をしたらすごい効果があったとか、子供が喜んだとか、たくさんの情報が集まるといいと思います。
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学術的価値の高い化石を保存すること
多くの場所で塩原木の葉石の実習が実施されていますが、実は学術的に貴重な化石が出ていても、
そのままにされていることが多いようです。
そのような貴重な化石は、ぜひ専門家に提供して頂き、研究した上で、博物館に保存すべきであると考えます。
まず、昆虫など貴重な化石が出た場合は、この掲示板で聞いて下さい。
貴重と判断された場合は、管理人までお送り下さい(着払いで結構です)。
管理人は専門家に依頼して同定してもらいます。
しかし、保存の状態によってはすぐに同定できないかもしれません。
同定した結果は提供者に教えます。
そして、塩原木の葉化石園に採集者の名前とともに、永久に保存してもらいます。
塩原の化石は、保存状態とその種類数からも世界的に貴重なものです。
その貴重な財産が個人の手元にほったらかしになったり、いつの間になくなったりしないようにぜひご協力下さい。
標本の提供先は、管理人までお願いします。
(着払いでOKです。ただし送る場合はあらかじめ管理人にご相談下さい)
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿2-35-1
慶應義塾幼稚舎 相場博明宛
TEL 03-3441-7221
管理人連絡先 science(a)yochisha.keio.ac.jp (a)を@に変えて下さい
プロジェクト参加の案内
以上の趣旨に賛同頂いた方は、このプロジェクトに参加することができます。
参加することが可能な方は、塩原木の葉石を利用した実習を行っている教育機関の方または研究者の方です。
参加ご希望の方は以下のアドレスに連絡して下さい。
こちらで確認の上、書き込み可能な掲示板アクセスキーをお送りします。
連絡先 science(a)yochisha.keio.ac.jp (a)を@に変えて下さい